米国の雇用において、「Voluntary Termination」と「Involuntary Termination」は雇用契約の終了を意味しますが、その違いは雇用主と従業員のどちらが雇用終了を決定したか、にあります。

「Voluntary Termination」は、従業員が自発的に退職を決める自主退職のことで、通常は個人的な理由やキャリアチェンジを目的とすることが多いです。

一方、「Involuntary Termination」は、雇用主側によって強制的に解雇されるケースを指します。社員の業績・パフォーマンス不振や、社則違反、または企業の財政的・経営的判断と言ったものが理由として考えられます。「Involuntary Termination」には、「Fired（解雇）」や「Laid Off（リストラ）」が含まれ、これらのケースでは退職金や失業保険などの対応が関連してきます。

特に「Involuntary Termination」（自主退職ではない場合）、その対象となる従業員には大きなインパクトを与えることになりますので、人事担当者として取るべき対応を十分に理解しておく事が重要です。解雇についてはこちらから詳細を確認して下さい。